みんなの勘違い

「テニスが上手くなって、試合に勝てるようになる1番大切なことは何ですか?」

はじめまして、フリーテニスコーチの秋山です。

この質問に間違った答えをする方が多いことに気が付きました。

よくある答えとして、

・軸
・脱力
・バランス
・運動連鎖

こんな答えをする方がいます。

実際に周りの方に聞いてみてください。
このように答える方多いのではないでしょうか。

そして、あなたはどう思いますか?

もし、上のような答えだと思っているのなら、少し考えなおしたほうがいいかもしれません。

1番大切なのは、

『健康』

です。

「おい!!」

と思いましたか?
でも、これは紛れもない事実です。

練習できるのも、試合に出れるのも、上手くなれるのも、悔しがれるのも、楽しめるのも、

全部、『健康あってのもの』です。

健康が当たり前すぎて、みんな忘れています。

そして、「病気してから」「怪我してから」気が付かされます。

私はテニスコーチの前は理学療法士でした。
病気やケガをしてしまった方々を目の当たりにしています。

病気して、怪我して、「やりたいことが出来ない苦しむ方」を知っています。

だからこそ、「健康の大切さ」を感じますし、「痛みのシグナル」を無視してはいけないと思っています。

<怪我>

テニスをやっている中では、やはり「怪我」に注意しなくてはいけません。

「痛いけど少し動けば大丈夫」
「このくらいの痛みなら怪我ではない」

って、本当に大丈夫でしょうか?

痛みはシグナルです。

問題なければ「痛みは出ないはず」です。
それは小学生でもわかります。

なのに、テニスをやりたいがために「痛みに蓋をする」ことが良いことでしょうか?

痛みがある場合、何かしらの「原因」があります。

その原因を改善させなくてはいけません。

原因はいくつかあります。

・打ち方悪い
・運動量が多い
・フィジカルが弱い
・予防対策ができてない

そして、その原因を改善させるエキスパートがいます。

「打ち方」「運動量」    → テニスコーチ
「フィジカル」「予防対策」 → トレーナー、治療家

それぞれのアドバイスを聞きながら、怪我に対しての原因を解決させていかなくてはいけません。

<怪我の予防をする人が少ない>

「打ち方」に関しては鬼のようにこだわって練習する人は多いでしょう。
コーチに聞いたり、youtube見たり、人に聞いたり、

その点、「怪我の予防」に関して鬼のようにこだわる人は少ないように思います。

良いコーチを探すように、良い治療院を探してみてください。
信頼できるコーチを探すように、信頼できるトレーナー、治療家を探してください。

そして、しっかりと「身体のケア」を日ごろから行いましょう。

テニスは身体に負担のかかるスポーツです。
つまり、「誰もがみな怪我をするリスクを抱えている」ことを忘れてはいけません。

そして、リスクの対策もせず続ければケガに繋がり健康を損ない、「テニスができなくなる」可能性があることも忘れないように。

<コーチ秋山の反省>

ここからは秋山の反省です。

「怪我させないように」

いつも心がけていて、そのために「効率の良い打ち方」を追求してきました。

プロとは違う一般の愛好家さんが身につけるスキルを求め、指導してきました。

その中で生まれたのがストロークSBUプログラム。

愛好家の方々が身につけるべき基礎と学び方になっています。

【SBUプログラム】
・軸回転感覚
・腕のしなり
・テイクバック
・運動連鎖
・重心移動
・ボールとの距離

このプログラムにそって学ぶことで愛好家の方々が「効率よくストロークを打てる」ように指導してきました。

その効果も良く、「効率の良い打ち方」を指導することに関しては順調に進んでいました。

しかし、「効率よく打てるようになるには、やはりある程度の時間がかかる」という問題があります。

正直に言えば、「○○が痛い」という生徒さんもいます。

「こういうストレッチしてください」
「整体行ってください」

という事くらいしか、僕には言うことができませんでした。

反省です。

良い治療家を紹介できるわけでなく、整体だってお金かかりますし。
全員が全員行けるわけでもないです。

整体に行く時間もないかもしれませんよね。

言ってしまえば、「効率よく打つ方法を教える以外、怪我に対しての予防はできてない」状態だったのです。

<何か方法はあるのか?>

まず、良い治療院を探しました。
見つかったのですが、場所の問題が大きかったです。

結局、「遠くて1回は行けるけど通えません」となってしまいました。

次に、「オンラインでストレッチを一緒にやろう」と考え行動。
残念ながら僕が継続できなく終了。

これだという一手がないままいたのですが、あるアイデアが浮かびました。

「せめて健康に良いグッズを探そう」

そこで探していたところ、「カスタムインソール」を紹介してもらいました。

中嶋運動科学研究所

インソールは足の形を整えてくれて身体の機能を高めてくれます。
そのため「怪我の予防」にもなるので、まずは自分で作ってもらい体感しました。

非常に良かったので、「足型測定会」を開催し愛好家のみなさまに紹介。

作った皆様の評判も良く、「履くだけで怪我予防」にもなるので現実的です。

クリオ